こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは121万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。
時価総額トップ10では、リップル(XRP)が約3%上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でWAVESが約16%上昇。
Waves Node 1.0(アップデート)が発表され急騰していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①イーサリアム(ETH)、年数回の買い場到来か!?重要サポートラインに接近
イーサリアム(ETH)は対ビットコイン(BTC)チャートにて長期的なサポートラインへ接触中!イーサリアムの今後を価格チャートから分析【2019/7/6】https://t.co/erMpQ1srhJ
2019年の最安値でもある価格帯に近づく #ETH は今後どのような動きを見せるのでしょうか?詳しくは記事にて解説します🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年7月6日
仮想通貨イーサリアム(ETH)が、対ビットコイン(ETHBTC)ペアにて重要な節目を迎えています。

イーサリアム2015年~(対ビットコイン)
2017年6月のピーク時には1ETH=0.15BTCまで上昇したイーサリアムは、今月7日、0.026BTCまで下落。
年単位で意識される強力な節目「サポートライン」に接近しています。
イーサリアムがこの価格帯に最初にサポートされたのは2017年12月で、未だ一度も破られたことはありません。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②VeChain(VET)、財団による27億円相当の「買い戻し」で急騰する!?
VeChain財団、総額27億円相当の仮想通貨VET買戻し計画を発表https://t.co/KxRPR8xNji
VeChain財団が、総額で2500万ドル(約27億円)相当のVETの買戻しを発表した。複数のフェーズをもって買戻しが行われるとしており、来月7月には最初のフェーズを実施するとしている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月6日
仮想通貨VETを開発するVeChain財団が、総額2500万ドル(約27億円)相当のVETについて「買い戻し」の実施を発表。
買い戻したVETは、VeChainのブロックチェーン上で展開されるプロジェクトやビジネスの支援などに活用されます。
なお買い戻しは来月7日から行われる予定で、複数のフェーズ(段階)に分けて総額分を買い戻す予定としています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

VETは時価総額30位の仮想通貨ですね。
その時価総額は約450億円とまだ小さいので、27億円の買い戻しは相当な「値上がり要因」ですよ!
「なんで買い戻しされると上がるの?」という方に基礎知識をお伝えすると、、、
多くの仮想通貨がそうであるように、VETの市場価格は「需要と供給のバランス」で決まっています。
なので、買い注文が多ければ上昇しますね。
VeChainはあくまで「市場に流通するVET」を買い戻すので、この原理が当てはまるわけです。
ちなみにVETは僕が注目する仮想通貨。
長期投資における期待値は高いので、ガッチリホールドしていますよ!
VeChainについては下記の関連記事でもご紹介しているので、合わせてどうぞ。
③ビットコインは「テザーバブル」に突入!!急騰の理由を解説
仮想通貨調査団体「ビットコインなど仮想通貨市場は、第二次テザーバブルに突入した」https://t.co/bNRUkOEwih
仮想通貨の調査団体がテザーに関する調査書を公表。これまでの経緯を分析し、現在の仮想通貨市場が第二次テザーバブルに突入したと結論づけた。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月5日
「仮想通貨市場はテザーバブルに突入した」。
レポートでこのように発表したのは、仮想通貨をリサーチする非営利団体「Coinmonks」です。
同団体は、
- これまで、テザー(USDT)の発行量とBTC価格の間に相関性(連動性)が見られている
- 今年6月22日、1億ドル(約108億円)相当のUSDTが発行された
- その後、やはりビットコインは急騰した
という流れから、現在の仮想通貨市場は「テザーバブル」であると結論付けています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

テザー(USDT)とは、米ドル連動型ステーブルコインのことですね。
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
さて、上記でリサーチ団体は「テザーバブル」だと指摘しています。
これは要するに、「テザーが発行されるとBTCが明らかに上昇しているようだ。今回もテザーが大量発行されたと思ったら、やっぱりBTC上がったね。もう『テザーバブル』で間違いないでしょ」と言っているのです。
ビットコイン急騰の理由は、純粋な「上昇トレンド」の他、間違いなくテザーも関係していますね。
テザーとビットコイン価格の関係性については、こちらの記事で詳しく解説していますよ!
④BTCが上昇してもアルトコインは上がらない!?バイナンスが指摘
第2四半期にビットコインと他の仮想通貨の相関関係が低下、バイナンスは「質への逃避」と分析$BTC #仮想通貨 #Bitcoinhttps://t.co/95lC9plAGG
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年7月6日
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが、「ビットコイン」と「アルトコイン」の価格相関性が低下しているとの分析をレポートで公表。
同社によると、ビットコインと主要アルトコインの相関係数は、
- 2019年1~3月→0.73
- 2019年4~6月→0.61
へと減少しています。
一般的に相関係数は0.5以上であれば高いと見なされています。
しかし、もともと連動性が高い仮想通貨間の特性を考慮すると、明らかに「連動しなくなってきている」と言えそうです。
阿部悠人の考察(重要度★★)

バイナンスはこの理由について「質への逃避」と結論づけていますね。
つまり、「質」が担保されているビットコインの優位性を、市場は評価しているということでしょう。
「ビットコインが上昇するなら、アルトコインも勝手に上がるだろう」というこれまでの常識は、通用しなくなってきそうですね。
ユーザーや投資家の目によって厳選された、質の高い仮想通貨のみ投資する価値を見いだせるようになるでしょう。
こうした分析は僕の得意とするところであり、これからもドシドシ情報提供していきますよ!
本日のまとめ
- イーサリアム(ETH)、年数回の買い場到来か!?重要サポートラインに接近
- VeChain(VET)、財団による27億円相当の「買い戻し」で急騰する!?
- ビットコインは「テザーバブル」に突入!!急騰の理由を解説
- BTCが上昇してもアルトコインは上がらない!?バイナンスが指摘
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
イーサリアムが正念場ですね!
しばらくもみ合うかもしれませんが、いずれはどちらかの展開となるでしょう。
果たしてイーサリアムの今後は「天国」か「地獄」か?
買い手と売り手が攻防する「サポートライン」を抜ければ売り、反発すれば買いで僕もトレードプランを立てています!