こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは58万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10でも、目立った動きはありませんね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でODEM (ODE)が約18%上昇。
先日、大手取引所Bitfinexに上場したことを受けて値上がりしていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①今年8月までにライトコインを仕込め!?「半減期」による価格の影響とは
バイナンス・リサーチが #ライトコイン(#LTC)半減期が与える4つの影響を解説https://t.co/JMLDU9rPEe
推定8月6日に、ライトコイン(LTC)は半減期を迎え、ブロック報酬は半分になります。Binanceリサーチが、この動きの影響を過去の半減期と比較して分析しました🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年4月27日
今年8月6日頃、時価総額6位のライトコイン(LTC)が「半減期」を迎えます。
これについて、取引所バイナンスのリサーチ部門「バイナンスリサーチ」は、4つのシナリオが想定できるとしています。
- 半減期直前、LTCをなるべく多くマイニングしたいと考えるマイナーにより、ハッシュレートが増加する
- 半減期後、市場に供給されるLTCが減少し、LTC価格が上昇する
- 半減期を経て価格が上昇しなければ、マイナーがLTCの採掘を諦め、51%攻撃のリスクが高まる
- 同じく半減期を経て価格が上昇しなければ、マイナーの採算水準が恒久的に下がる可能性がある
前回の半減期(2015年8月)には、ライトコインは約3ヶ月で1.5ドル(167円)→3ドル(335円)へと急騰しました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②サウジアラビアの大手銀行、リップル活用の送金サービスを開始!
英大手銀傘下のサウジ・ブリティッシュ銀行、リップル基盤の国際送金サービスを立ち上げhttps://t.co/oT5OQrWCAZ
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年4月27日
サウジアラビアの大手銀行「サウジ・ブリティッシュ・バンク(SABB)」が、リップル社の国際送金システムを使った送金サービスの立ち上げを発表しました。
リップルを採用した理由について同銀行のMajed Najm氏は、
「我々の顧客にとって時間と労力の削減につながればと思う」
と説明しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
リップルは、銀行間の国際送金をターゲットとした仮想通貨です。
国際送金市場は年々増加しており、いまや年間70兆円とも言われます。
そんな国際送金市場でリップルが覇権を握ることができれば、総額1位の仮想通貨になることも、まったく夢ではありません。
サウジ・ブリティッシュ・バンク(SABB)のリップル採用も、まさにそうした流れの1つと言えるでしょう。
③SBIの送金アプリ「マネータップ」にリップル社が出資!?
SBIホールディングスの決算資料!!
マネータップについて、リップル社からの出資受け入れを検討している🔥🔥🔥 pic.twitter.com/l9N37nXcMn— oripan🚀🚀🚀 (@sky_fly_ripple) 2019年4月26日
SBIホールディングスの決算説明会が26日行われました。
その中で、仮想通貨リップル(XRP)を活用予定の送金アプリ「マネータップ(Money Tap)について、「リップル社に株主になってもらいたい」という意向であることが分かりました。
マネータップは、格安の手数料(少額送金は手数料ゼロ)で素早い送金ができる、キャッシュレス社会に対応した送金アプリとして注目されています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
先日には、リップル社の「役員」にSBIの北尾社長が就任したことが話題となりました。
今度は反対に、SBI側が「リップルさん、株主になってください」って言っています。まさに相思相愛ですね。笑
SBI側からすると、「マネータップの成功に向けて、リップルの力を借りたい」という気持ちなのでしょう。
両者が手を組んでそれを目指せば、よりマネータップの存在感が出てきて、普及に繋がるのではないでしょうか。
マネータップは上述のとおりXRPを活用予定なので、アプリが成功した場合はリップルの上昇要因になることは間違いありません!
④取引所SBIバーチャルカレンシーズ、1年目から3億円の黒字を達成!
【速報】SBI決算|仮想通貨取引所SBIVCの初年度黒字化、リップル社との提携強化、マイニングやSTOの展望を発表https://t.co/OSx1t4VaBW
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年4月26日
国内の仮想通貨取引所SBIバーチャルカレンシーズが、初年度の決算(2018年4月1日~2019年3月31日)で約3.6億円の黒字を達成したことが分かりました。
今後SBIは、
- 世界約3割のハッシュレート獲得を目指していくこと
- STO(セキュリティ・トークン・オファリング)を検討すること
などとしており、さらに仮想通貨関連ビジネスを拡大していく方針です。
セキュリティトークンとは:
米国証券法などの国家による規制の中で、資金調達を目的として発行される仮想通貨(トークン)のこと。ICOは規制に則っておらず、セキュリティトークンはあらかじめ規制に則り、「有価証券」であることを目指す点が異なる。
阿部悠人の考察(重要度★★)
仮想通貨市場がドン底だった1年間でしたが、それでも黒字に持っていきました。さすがSBIですね。
ただ僕が思うに、SBIのポテンシャルはこんなものじゃないでしょう。
SBI自身も数年の短いスパンではなく、もっと長期的な目線で、大きな成功を収めるつもりだと思います。
なぜなら、SBIグループは日本最大級の金融関連企業なので、小さな市場に参入するメリットが小さいからです。
「仮想通貨業界はもっと伸びる!」と考えているからこそ、腰を据えて取り組んでいるのです。
たとえばSTO(仮想通貨化した株式の発行)もその1つですね。
STOはここ数年で大流行すると考えられますが、そうなれば仮想通貨市場はさらに活性化するでしょう。
SBIがSTOに先行投資してくれたら、日本がこの分野でトップに立つ可能性も十分ありますよ!
本日のまとめ
- 今年8月までにライトコインを仕込め!?「半減期」による価格の影響とは
- サウジアラビアの大手銀行、リップル活用の送金サービスを開始!
- SBIの送金アプリ「マネータップ」にリップル社が出資!?
- 取引所SBIバーチャルカレンシーズ、1年目から3億円の黒字を達成!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
「そもそも半減期って何?」という方もいるでしょう。
簡単に解説すると、半減期とは「マイナー(マイニングをする人)の報酬が半減する時期」のことですね。
半減した報酬は元に戻ることはなく、次の半減期(4年後)にさらに半減します。
このように倍々でマイナーの報酬は減っていくことになります。
さて、ここで注目したいのは、半減期そのものが「上昇要因になる」ということ。
マイナーはライトコインで報酬を受け取っているので、それが市場に出回ると「売り圧力」に変わります。
しかしマイナーの報酬が少なくなれば、売り圧力が下落しますね。
また、新たに生成されるコインが半分になるので、希少価値が増すことも大きいです。
このことは広く認知されているので、僕は2019年8月までにそれを見越したライトコインの「期待買い」の動きが起こり、値上がりすると予想しています!