仮想通貨Ocean Protocol (オーシャンプロトコル/OCEAN)の将来性とは|伸びしろの「AI」への特化で、今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→大暴騰!

本日、ビットコインは69万円台で推移しており、ここ24時間で約16%上昇。

時価総額トップ10では、ビットコインSV(BSV)が36%も上昇しています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコインが大暴騰し、70万円を回復!!株式との「デカップリング」のサインか?

今月19日に57.6万円だった仮想通貨ビットコイン(BTC)は、20日(本日)には71.6万円に到達するなど、急上昇しています。

これまでのビットコインの強い下落は、米国株市場をはじめとする世界的株安が引き金とされており、先日には、ビットコインと株式市場の高い相関性も話題となりました。

しかし、仮想通貨アナリストのウィリー・ウー氏は「ゴールドとBTCは3日前からS&P500からのデカップリングを示唆している」と発言。

デカップリング、つまり仮想通貨とS&P500(米国株市場)との連動性がすでになくなっているのではないか、との新たな声も上がっています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

現在は、株式市場が下がると買われるはずの安全資産「金」ですら売られている状況です。

これは、先行き不安などから、資産を問わず、とにかく「現金化」したいという投資家心理の表れですね。

本来ビットコインは株とは独立した値動きをしやすいので、デカップリングで、株式暴落によって売られていたビットコインが買い戻されるシナリオも期待されます。

さて、本日の主要ニュースをみていきましょう。

  • シカゴマーカンタイル取引所(CME)のビットコインオプション取引は、2020年3月17日に過去最低を記録
  • LayerXは、三井物産・SMBC日興証券・三井住友信託銀行とブロックチェーンの新会社設立を発表
  • 自動車メーカートヨタの「トヨタ・ブロックチェーン・ラボ」がイメージ動画を公開。「インターネットに続くパラダイムシフト」としてブロックチェーンを紹介
  • タイの国際送金企業「DeeMoney」がリップルネットを導入
  • 貴金属に特化した資産運用会社「GoldMoney」のCEOが「ビットコインと金は団結すべき」と発言

なお、取引所バイナンスが3月20日をもって5つの通貨ペア(AMB/BNB
、DUSK/USDC、NULS/BNB、QSP/BNB、RCN/BNB)を上場廃止にすると発表しました。

しかしどれも流動性(取引量)の大半を占めるBTCペアではないので、これらのコインをお持ちの方も心配は不要でしょう。

②仮想通貨Ocean Protocol (オーシャンプロトコル/OCEAN)の将来性とは|伸びしろの「AI」への特化で、今後上がる?

ちまたで話題の仮想通貨として、今回はOcean Protocol (オーシャンプロトコル/OCEAN)をご紹介します。

Ocean Protocolは、AI(人工知能)に関するデータを「開放」することを目的とした仮想通貨プロジェクト。

AIの実用化のためには、さまざまなデータをAIに学習させる必要がありますが、そのデータは必ずしも誰もが入手できるものとはなっていません。

特定の企業が戦略的にデータを独占することで、AIに役立つデータが有効活用されない場合があるからです。

そこでOcean Protocolでは、データを分散的(非中央集権的)に交換・保存できるプロトコルを提供。

Ocean Protocolを利用することで、

  • データを利用したい人→トークンを支払う
  • データをOcean Protocol上で共有している人→トークンを受け取る

というマーケットプレイスの形式で、データが交換できます。

なおOcean Protocolは、取引所ビットトレックスで第2弾のIEO(取引所内のICO)により資金調達が行われています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

オーシャンプロトコルが、ここ24時間で53%上昇していますね!

仮想通貨市場全体の上昇に助けられた面もありますが、主な市場であるイーサリアムベースでも今月16日の0.00016ETHから、本日には0.00026ETHまで上昇しています。

強い値動きの背景には、以下のニュースが挙げられるでしょう。

  • オーシャンプロトコルが、dexFreightと提携!

この提携により、物流業界をターゲットとした「Web3データマーケットプレイス」というプロダクトが、2020年4月中に利用可能になります。

上記で、オーシャンプロトコルでは「データ」を交換できるとお伝えしました。

それを物流業界に応用し、アメリカのトラック運送会社が業務改善に役立つデータを効率的にやり取りできるように、オーシャンプロトコルが役立てられます。

今後はこの仕組みが、

  • 製薬
  • 自動車
  • 金融サービス業界

などの他業界にも提供される予定です。

実用化に耐えうるプロダクトを持つ数少ない仮想通貨として、投資家の期待が高まっていますね。

ちなみにオーシャンプロトコルは、実は海外を中心にかなりの注目を集めており、公式ツイッターのフォロワーは約1.6万人に上ります。

ツイッターの投稿頻度も一日数回行われることが多いので、情報収集しやすい点でも好感できますね。

今後については、ロードマップで、2020年3月までの各技術的アップグレードが公表されています。

本日のまとめ

  1. ビットコインが大暴騰し、70万円を回復!!株式との「デカップリング」のサインか?
  2. 仮想通貨Ocean Protocol (オーシャンプロトコル/OCEAN)の将来性とは|伸びしろの「AI」への特化で、今後上がる?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!